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◇前回までのあらすじー◇

 さかのぼること、半年前ー
 黒猫から組織されるブラック連合は、広報くろぼんに吹きこまれた代表クローの命令により、子猿☆ももものもんちーを捕らえた。そして、クローによる“言いがかり”としかいえない裁判の結果、もんちーは無期懲役となり、地下の一室に閉じ込められてしまう。

 一方で、野菜の地下栽培事業を展開するブラック連合。
 ブラック連合が手掛けるハートフル野菜は、地下栽培でありながら光ファイバーによる一部太陽光栽培による“お日様の匂いがする”野菜だ。ウーパールーパー UPACOをイメージキャラクターとし、今や新聞でも取り上げられるほどの話題のお野菜なのだ。

 さて、暗い部屋に閉じ込められたもんちー。ある朝、3匹の平猫が迎えに来て「朝食を食べたら働け!」と言う。その朝食にはもんちーの大好物のバナナがなく不満だったが、両親の言葉を思い出し、「ありがとう」と感謝して食べるのだった。

 平猫たちは朝食を食べたもんちーを「畑見物」といって、まず「第2地下畑」に連れていく。そこは平猫1と平猫2が制御室で「水」や「光」をコントロールするハイテクな植物工場で、リーフレタスや小松菜などが栽培されていた。そして、アルバイトの学生犬たちが苗の植え付けや収穫の作業を行っているが、きれいな環境で働きながら、なぜか顔色が悪いのだった。学生犬たちはブラック連合の用意した寮で暮らしているという。

 もんちーもきれいな植物工場で働いているのかと思いきや、もんちーは「もんぺ」を着せられ、第地下畑に配属になった。平猫に連れられて訪れた第一地下畑、なんとそこには虫くいのトマト畑ともぐらの姿があった。ここでもバイト犬が働いていて、モグラを駆逐すべくモグラ叩きをしていたが、モグラはすぐに穴に隠れてしまうのだった。何を思ったかとっさにハンマーをもってモグラを叩きにダッシュするもんちー。なんと、もんちーはたったの一撃でモグラを倒してしまうのだった。もんちー、WIN!

 モグラを倒したもんちーに、ご褒美をもって現れたのは”できるメス猫”平猫4。平猫4は第1地下畑が虫とモグラだらけの畑になったのは、すべてクローのせいだと言う。

 何かと悪く言われることの多いクローの生い立ちについて触れておく。クローは資産家の息子として生まれ、名門大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立、黒猫集団ブラック連合の代表となる。事業は当初から黒字で順調だったが、社長業は付き合いの食事も多いため、痩せていたクローは数年後にはすっかり太ってしまう。そんな時、学生時代の友人グレーと一緒に食事をとる。大手の通信会社の事業部長であるグレーは、クローに安くで光ファイバーを持ちかけるが・・・